日本の恐竜
日本でも沢山の地域で恐竜の化石が発掘されています。
国内で発見された恐竜・海生爬虫類を紹介します。

北海道
カムイサウルス

ハドロサウルス類の草食恐竜です。 海沿いの湿地帯で群れをなし、 硬い植物を臼歯で 噛み砕いていたと考えられます。
ニッポノサウルス

ランベオサウルスの仲間です。
当時は日本領の樺太で発見されました。
日本人研究者が研究し
学名を付けた初めての恐竜です。
フォスフォロサウルス

モササウルスの仲間です。 大きな瞳と鋭い歯で 魚やイカを捕食していたと見られます。
宮城県
ウタツサウルス

最古級の魚竜です。 背ビレがなく尾ビレも未発達な 原始的形態で、沿岸の浅海を 泳いでいたと考えられます。
福島県
フタバスズキリュウ

エラスモサウルス類の海生爬虫類です。 非常に長い首とパドル状の四肢で遊泳し、 小型魚類などを捕食していました。
石川県
アルバロフォサウルス

原始的な角竜類です。 トリケラトプスの遠い祖先にあたるグループで まだ角やフリルが小型だった時代の姿をしています。
福井県
フクイラプトル

中型の
肉食恐竜で
白亜紀前期に
発見されました。しなやかな
体で
俊敏に
獲物を
追ったと
考えられます。
日本で
一番
初めに
正式な
学名が
付けられました。
フクイベナートル

小型の
獣脚類で
鳥類的な
特徴と
原始的特徴があります。
日本で
発掘された
恐竜で
最も
完全な
骨格が
見つかりました。
フクイサウルス

イグアノドン類の草食恐竜です。 くちばしで低木やシダ植物をはみ取って食べていたと 考えられます。
フクイティタン

ティタノサウルス形類の大型草食恐竜です。 長い首とがっしりした体で 針葉樹の高い葉を食べていた 可能性があります。
フクイプテリクス

原始的な鳥類です。 翼や尾に発達した羽毛を備え、 林内を素早く移動していたと見られます。
兵庫県
ヤマトサウルス

ハドロサウルス類の草食恐竜です。 海岸近くの環境で暮らしていた 証拠が知られ、 東アジアの進化史を考える 手がかりになっています。
タンバティタニス

大型のティタノサウルス形類です。 長い首と尾を持つ草食恐竜で、 河畔林や湿地の植生を食べていたと見られます。